生後7カ月 ヘルメット治療を始めたよ
生後6か月の頃、新生児の頃から気になっていた娘の頭の形を診てもらいに、病院に行きました。
夫婦で相談し、ヘルメット治療することを決めた経緯をまとめました。
※治療を勧めるわけではなく、娘の場合はこんな考えで始めたという記録になります。
頭の形が気になったきっかけ
最初に娘の頭の形に気付いたのは夫でした。
「なんか後頭部が左右違う形をしてるよね」
と言われて、さほど気になっていなかったのですが、日に日に「確かにそうかも」と思い始め、調べました。
その中で、向き癖などの生活習慣で頭の形に影響が出る事、ヘルメット治療がある事などを知り、専用のアプリ「あたまのかたち測定」を知り、早速インストールしました。
「あたまのかたち測定」アプリの使い方
無料のアプリをインストールすると、赤ちゃんの真上からの写真撮影をすれば、簡単に測定することができます。
測定結果はあくまで目安としてとらえて、気になる場合は、アプリから問い合わせをすることができます。
6か月の頃に測定した結果をもとに、アプリから問い合わせることにしました。
ヘルメット治療は意味がない?
ヘルメット治療は、色々な意見があります。
気になって、Twitterで実際にやっている方をフォローしたり、ヘルメット治療についての記事を色々と読みましたが、
”2~3歳になれば、頭の形は落ち着くから治療する意味はない”
”頭の形によって耳の位置がずれたり、あごのずれによってかみ合わせが悪くなる”
などなど。
とりあえず、娘がどの程度のゆがみなのか、改善した方がいいのか判断がつかなかったので、診てもらおうだけ診てもらおうと思いました。
測定結果によって病院を紹介してくれる
アプリから問い合わせると、数日後に電話が来ました。
電話の内容は、診断などではなく、近隣の病院を紹介してくれるものでした。
優しく対応してくださり、何件か案内したのち、メールでも同様の内容を送ってくださったので、ゆっくり検討することができました。
電話の中でも、「治療を無理に進めることはないので、ご安心ください」と一言あったので、抵抗感が薄まりました。
初診では何をするの?
複数の病院を紹介してもらい、通う事になった場合を考えて、移動が楽なこと・専門的な印象を感じた病院に初診予約をしました。
その病院では、形状を確認する3Dスキャナーと、病的な症状がないか診断するためのレントゲン撮影をしました。赤ちゃんにも問題ない範囲の検査であるという説明もあって丁寧な印象を受けました。
その後、初診で言われたのは、娘の場合は、耳の位置が左右でずれていること、斜めに歪んでいるため左右差があり、中~重程度のゆがみがあることが分かりました。
「生後2~3か月であれば、生活習慣の指導をして様子を見ることができたけれど、6か月を過ぎていたので、希望であればヘルメット治療を検討してください」と説明を受けました。
ヘルメット治療の内容
治療の説明を受けるまでは「痛がったら嫌だな」「ヘルメットを被るだけじゃないの?」と思っていました。
しかし、説明を聞いてみたら
ヘルメットは一人ひとりオーダーメイドで作られ、膨らんでいるところはこれ以上成長しないように、逆に絶壁や傾斜が激しいところは、成長するように空間をつくる構造になっていました。
そのため、痛がるという事はなさそう。少なくとも娘は嫌がらずに装着してくれます。
期間は最長6か月。1日の装着時間の理想は23時間。22時間は被ってほしいと言われました。が、最初からそんなに長時間着けるのではなく、2週間ぐらいをかけて徐々に慣れさせていきます。
特に、寝ている時が頭の成長に影響するので、夜やお昼寝の時はつけてほしいとの事でした。
費用は、どの病院でもだいたい同じで50万円ほどになります。
ヘルメット治療におすすめの時期
初診の際、ヘルメット治療にお勧めの時期があることを知りました。
1.生後2か月~月齢が早い時期
月齢が低いほど、生活習慣での改善が見込めたり、ヘルメット治療に抵抗感が少ない赤ちゃんが多いそうです。
もう少し様子を見ようと、私の場合は、時期を見誤っていましたが、生後6カ月でも、改善の見込みはあるそう。
2.秋~冬の季節
ヘルメット治療をする場合、ヘルメットは暑がる赤ちゃんが多いそう。
とわいえ、月齢が進むにつれて治療効果が変わってきてしまうので、ヘルメットにガーゼなどを入れて通気性を確保したり、少し休憩を入れて実施することを教えてもらいました。
娘もまだ3月というのに、温かい日の日中は汗をかいてしまい、外して涼ませる時間を作るようにしました。
ヘルメット治療をしようと決めた理由
初診の結果を持ち帰り、夫と相談。
費用も掛かるし、どうしようかと悩みましたが、今後の生活習慣では改善が見込めないこと、頭だけではなく、顔の左右差も出てきていることから、治療をすることを決断しました。
後でやっておけばよかった、という後悔をしないように、腹をくくりました!
ヘルメット治療は医療費控除の対象になる?
ヘルメット治療は、病気の治療を除く場合、保険適用はなく、全て自費になりますが、医療費控除の対象となります。
[税理士監修] アイメットは、医療費控除の対象になります。
https://japanmedicalcompany.co.jp/aimet/#:~:text=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AF%E3%80%81%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%B2%BB%E6%8E%A7%E9%99%A4,%E7%94%B3%E8%AB%8B%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82
治療費のほかに、病院までの交通費やヘルメットの手入れに使うスプレーなども対象になります。
ヘルメットを着けている時の周りの反応は
ヘルメットを着けていることで、見た人から何か言われてしまうかな、と心配をしていました。
しかし、大抵の方はあまり見ていないし、見てもヘルメットを被っていない時と変わらない対応(可愛いわね、と言われたり、手を振ったり)で、安心しました。
たまに、私たちに聞こえないように(聞こえてるけど)「頭ケガしちゃったのかしら」とコソコソ話している方もいましたが、ごく少数。
そして、ママ友にあった時にも事前に伝えた上で、会った時に「それって効果あるの?」と普通に対応してくれて有難かったです。
保育園に通う場合は
私は重要なことを忘れていました。
治療を始めた翌月からは保育園に通う予定だったことをすっかり忘れていました。
病院からは、指示書(別途費用)として保育園宛てに医師の書類を作ってもらいましたが、ヘルメット治療を協力してくれるか否かは園の判断になります。
今後の個人面談の際に、相談して決めていくことになると思います。
もし対応が難しい場合は、自宅にいる時間で治療を頑張ります。
さいごに
成長とともに目立たなくなる、と思ってのんびりとしていましたが、診断してみて少し静観しすぎたなと反省。
でも、まだ治療できる時期だったので、やれることはやってあげたいと思います。
治療について調べたり、病院へ連れて行くのは私ですが、意外と夫の方が治療に前向きで、娘のことを考えてくれているんだな、と気づくことができた出来事でした。
投稿者プロフィール
- 1985年生まれ。2017年に12歳上の会社員の夫と結婚。2021年7月に第一子を出産。
ヨガインストラクター。インストラクター向けの事務サポートをしています。
快適な暮らし、幸せと思える日常を重ねていきたいと思い、ライフログを残します。
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