2021-11-24

育休を取るつもりがなかった夫が3か月の育休をとってくれた話

出産してから夫は3か月の育休を取ってくれました。

最近になって育休をとる流れがでてきたと感じますが、まだまだ実現するには難しいところがあるもの。

そんな中で、取ってくれた育休。私の感想をまとめます。

最初は育休をとるつもりがなかった夫

理由は、育児休業給付金の存在を知らなかったから。

コロナ禍で里帰りもできず、お手伝いに来てくれる家族もいなかったので、私は夫に育休を取ってほしいと伝えていました。

最初は、退院して1週間ぐらいの有休を使おうとしていました。(この時点で色々ツッコミどころがありますが)

厚労省の育児休業給付金のHPや、育休の制度の分かりやすい記事をLINEに送って、育休の制度があることを伝えました。

夫自身でも調べてくれていて、育休を取ろうと考え直してくれました。

育児休業を申請をした会社の反応

後で聞いたら、夫の会社でも育休を取る方は少ないそう。

その中で、管理職の夫は3か月の育休の申請をしてくれました。

会社側は制度としてあるので、申請をしても特に難色を示すなどはなかったそうですが、「夫が辞めるのではないか」と心配だったようで、育休に入るまで色々と面談があったようです。

そして、復帰した後も色々と気を遣ってくれていて、復帰直後は在宅が多めのプロジェクトに配属してくれました。

育休を申請するだけで嫌味を言われる会社もあると聞くのに、本当いい会社で良かった。

退院後2人での育児をスタート。が、しかし

出産当日も立ち合いをしてくれた夫。

退院までの5日間の間に、最終的な引継ぎなどの仕事を終えて、退院当日から本格的な育休がスタートした夫。(予定日を過ぎて出産した為、申請した日以降も勤務をしていた)

私は入院中に新生児のお世話の指導を受けましたが、私と夫の育児の知識の差は、ほとんどない状態。

差があるとしたら、気持ちの問題

最初の頃、娘の症状の相談されたり、どうすればいいのか、というのを私だって経験がないのに、私に聞くことがありました。

それはつまり、夫は私に聞いて、私が病院に問い合わせる、という流れになる事を指します。

夫はそんな意識はなかったかもしれませんが、自分で問い合わせる、という考えがなかった事に愕然。

産後のメンタルで、更にイライラしたのを思い出します。

二人だけの育児。

こうしたイライラやもやもやは、出来るだけ早めに伝えて、お互いの理解を深めるように努めました。

(イライラしたときは、Twitterで一旦吐き出すことで、言語化することができました。また、コメントで励ましてもらえたことで、「夫に伝えよう」という気力も沸きました。感謝)

育休中に心掛けた事

話し合って決めたという事ではないですが、育児や家事をやりながら、いい方法を見つけていったらこうなったという感じです。

娘から離れるときは伝える 「別の部屋で片付けしてるねー」など声を掛けて、その間に娘を見てもらう事をお願いしました。

夜勤も2人でする 混合だと言うこともあり、娘は母乳→ミルクが食事でした。母乳の間、夫がミルクを作るという役割分担に。もちろん、体調が良くないときは休んでもらってお互いが倒れないようにしました。

・いつもと違う事をする時には相手に理由も合わせて伝える 「今日はシーツ洗う日じゃないけど、明日雨だから今日洗濯するね」等、どういう理由でそうしているかを伝え合う事で、お互いの考え方が理解できて、家事に対する意識の差が埋まってきました

予定が入ったら相手に相談 予定を入れる=娘を見てもらう、という意識が2人ともあったので、お互い相手に相談してから予定を入れていました。

育児のお休みの日を作った 産後動けるようになってから、月に1度、それぞれ1日OFFデーを作り、リフレッシュする時を作りました。私は最初、上手く休めなかった(また別の記事で書きます)のですが、少しずつ娘と離れる時間に慣れることができました。

娘に変化があったら伝える 湿疹が出来た、という症状の報告から、こうすると笑う!など見つけた嬉しい事も報告し合いました。

LINEでも情報交換 病気や怪我に関わる事、育児で共有したい事がある時は、LINEの娘情報交換専用のグループのメッセージやノートで記録を残しました。(といっても私が一方的に送ってる感じだけど)

特に家事は、今まで私が一任していたのを、

出産直後は夫が一任。産褥期を経て、少しずつ私も参加し、夫と私で分担。

と変化していったので、

相手のやり方に合わせるか・合わせてもらうか、どこまでやったかの確認作業など、気にする点が多かった気ので、ぶつかることが多かったですが、その数の分、理解を深める事ができました。

育休を取ってくれた私の感想

色々ぶつかりながらも、終えた育休。まとめると、

良かった点

  • 娘の成長を一緒に見れた
  • 娘の世話を一緒に試行錯誤できたり、共有ができた
  • 家事を夫が引き受けてくれて、体を休めることができた
  • 夫は仕事以外の期間を過ごすことができて、充実したそう

大変だった点

  • 私が譲れないところはストレスに感じた
  • 夫はそんな私のお世話が大変だった
  • 夫は私に気を遣うようになって、ちょっと壁を感じるようになった(これは今後解決したい課題)

ざっと並べましたが、大変だった点は、娘の育児に対しては小さな悩み。

良かった点は、今後の育児にも関わる大きな、とっても大きなメリットだったので、本当に育休を取ってもらってよかったです。

育休手当はいつ入る?

育休中の生活費は、貯金を切り崩して生活をしていました。

節約をしなきゃ、とは思っていましたが、生まれてから必要になったものがいくつもあって、出産前よりも出費はかさみました(泣

そして、育児休業給付金は、我が家の場合は8月から育休に入り、10月末に2か月分振り込まれていました。

のこり、1カ月分の振り込みは、11月末にありました。

さいごに

子どもが生まれてから、夫との関係は変化したと思います。

今までも家族ではあったけれど、恋人の延長戦。

生まれてからは、会社の同僚のような、作業を分け合う仲間のような感覚。

ちょっと恋人のような感覚は薄れている気がしますが、お互い娘が可愛くて、今はそれで十分です。

そして、育休がとれる家庭が増えて、ママパパ関係なく育児に参加できる社会になることを願います。

投稿者プロフィール

なつみ
なつみ
1985年生まれ。2017年に12歳上の会社員の夫と結婚。2021年7月に第一子を出産。
ヨガインストラクター。インストラクター向けの事務サポートをしています。
快適な暮らし、幸せと思える日常を重ねていきたいと思い、ライフログを残します。
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